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文明の発達により、現代人は生活が楽になるとともに運動不足となり、体力が衰え、呼吸が鈍くなり、酸素不足
になっています。食べ物も、昔は自然のものをバランスよく食べていましたが、いまは人工的に飼育された家畜や
養殖魚を食べるようになりました。
野菜、果物、穀物も、農薬が使われ、化学肥料で育ったものを食べています。そのうえ、合成着色料、防腐剤、防カビ
剤などが使われているインスタント食品も多く摂取しています。そのような悪い食べ物を摂ったときは、通常よりも多くの酸素が必要です。
それにもかかわらず、現代人の多くは、運動不足、体力不足で、呼吸が浅くなり、酸素を十分に吸収していません。肺の中に残った空気のことを「残気」といい、その量を残気量といいますが、呼吸が浅くなると肺の中の残気量が増え、酸素不足になるのです。
かつて野口英世は「すべての病気は酸素欠乏症である」と喝破しましたが、実際、酸素はすべての病気 のカギなのです。ガンやアルツハイマー病をはじめ、ほとんどの病気は細胞における酸素の欠乏が招く 疾患であるといっていいほどです。
それに、病原菌のほとんどは「嫌気性細菌」です。嫌気性細菌とは、読んで字のごとく酸素を嫌う最近です。嫌気性細菌は、
酸素なしでも生きていける一方で、酸素にあたると死んでしまったりするので、酸素を多く摂ることにより、嫌気性最近をやっつけることができます。ガン細胞は細菌ではありませんが、
これも酸素が欠乏することで活性化する性質を持っています。
また、ストレス、過労、睡眠不足、お酒の飲み過ぎ、喫煙、運動
不足などが、血中酸素濃度・血中酸素分圧を低下させ、免疫力
を低下させることも、最近明らかになってきました。それと同時
に、血中酸素濃度を上げれば、赤血球のヘモグロビンの活性が
高まることや、肝機能が解毒のために大量の血中酸素を必
要とすることも分かってきました。
そうしたことから、血中酸素濃度を高めに保つことは、病気を
未然に防ぐうえで、とても大切であるといえます。